路傍
若葉瑞穂


道端にひとつ
石ころがひとつ
私の心のように
置き去りにされている

その石ころを手にとって
深遠なる谷底に落としてみても
誰かに衝たることもない
誰かを傷つけることもない

闇はどこまでも深く闇であり
光はどこまでも鋭く光である
決して優しくすることのない
大自然の驚異が肌で感じ取れる


ここが私の生まれた場所


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