「新現代詩」宣言
−New Poems −
1月25日更新


ジュヴナイルステークスは「新現代詩」という、新たなジャンルの発足をここに宣言します!


ジュヴナイルステークスにご登録の皆様および、ジュヴナイルステークスを閲覧してくださっている皆様。
近年に発表された、いわゆるプロの方々の詩をどれだけ読んでいらっしゃるでしょうか?
いったいどれだけの詩集もしくは詩作で、心からの感動や満足を感じることができたのでしょうか?
皆様にとって「心に響く詩」とは、どのような作品なのでしょうか?

私は近年の「現代詩」では、心から屈服させられたような感銘を受けた記憶があまりありません。
もちろん、中には本当に秀逸な作品もあり、私自身もそれを目指しております。
しかし、何がいい詩なのか、どんなものがすばらしいと思える詩なのでしょうか?


私はここに率直に示します。
社会一般的な風潮において「詩」として認められている作品は、我々のような若いといわれる現代人が理解に苦しむ言葉遣いをされているものがほとんどです。
比喩、置換、意味の深さなど、これらのいわば『素ではわかりにくい』作品が推奨され、その奥底に眠る思いなどを素直に伝えるものは、最終的に排除されやすい位置づけをされてしまいます。
つまり「遠回しに考えさせるような作品が良い」ということです。それは本当なのでしょうか?


以下は私の推論でしかありませんが、この流れの背景には『昔ながらの詩作から発展した』作品が良い作品であるという一種の固定観念が、詩界に蔓延してしまっているからだと考えます。
素直な心で、単刀直入にかかれたような詩作を敬遠とまではいかないにしても、遠ざけられてしまっているというのは事実でしょう。
結果、小さな書店には「詩集」などというものはあまりおかれなくなってしまっており、これは商業ベースにならない文学になってしまったことを意味します。

皆様は、この現代で一番売れている詩集は、いったいどのようなものと思われますか?
私個人的には、歌手の方々が歌っている「うた」に付随するものだと考えています。
いわば「作詞」の世界です。作詞の世界だって立派な詩と考えているのでこのような書き方になってしまいますが、異論や反論もございましょう。
しかし、どう考えてもちまたで歌われる歌には、その旋律にのせて心に響く「現代詩にはない何か」を感じさせられてしまうのです。
たしかに「曲が好き」「そのアーティストが好き」といったような要素も肯定せざるを得ないので、すべてが作詞による感動だとは思いませんが、少なからず心に残っている「うた」は誰にでもあるでしょう。

しかし、一概にはこれらを否定することもできません。
かつて、島崎藤村や北原白秋がその旋律にのせた詩作を発表し、世間に多大なる喝采を浴びたこともありました。
これらのことを考えても、我々が「いま感じる詩」がどのようなものなのかをもう一度考えてみてください。
私にはどうしても、我々がいま感銘を受けられる詩作こそ、「現代詩」としての確固たる位置づけが得られて当然だと思われるのです。

結果、ジュヴナイルステークスはここに「新現代詩」という新しいジャンルを提唱し、その分野を積極的に開拓していくことと致しました。
皆様ご存じの通り、ジュヴナイルステークス単体では、現在のところこれらの改革を進行させられるような実力や資金はないかもしれません。
しかし、将来的にこの分野を発展させた、すばらしい文学界を築いていくという気概だけは忘れません。
その先駆として、走り出すことにしました。

つまりは、一般的で、わかりやすいコトバでわかりやすく心が感じ取れることのできる、そんな作品。
「このフレーズが好き」「この一言で救われた」といったような、そんな作品を多く世の中に送り込めるような環境を目指します。
もちろん、今の古き良き時代から継承されてきた、現在の詩作のスタイルを根本から否定する気もありません。それはそれで立派な価値のある文学です。諸先輩方に対して、心より敬意を払っております。
しかし、現代人にわかりやすく問いかける詩作と、いま位置づけられている現代詩の間に、大きな壁があることも事実です。
ですから、わたしは「新現代詩」という位置づけの文学を発足させ、これらの存在意義を訴え続けていきます。そして将来的にこれらの現代詩を融合して、新鮮に響く作品やジャンルができることを信じております。

私は「新現代詩」を提唱し続けることを、ここでお約束します。
そして今後、精力的に様々な方策を考え、同じような考え方をしている方々とともに、この道を歩んでいきたいと思っております。

もしかしたら、私の考え方は間違っているのかもしれません。
しかしそれは、きっと後世の文学家もしくは歴史家が判断するものとして、あえて提唱しました。
よって、これからのジュヴナイルステークスでは、今までの流れの詩作「現代詩」とこれからの新しい詩作「新現代詩」の両方とも応援するとともに、これらのジャンルも今まで通りに注力して参ります。
「現代詩」も「新現代詩」も、更なる飛躍が遂げられるために。そして、それを信じて。


皆様にあえて問いたい。
「心に素直に響く、そんなストレートな詩作やコトバ、好きじゃないですか?」


ジュヴナイルステークス
総代表・楡崎 瞬


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